通院 四日目

卵管造影の検査。

腹部の痛みよりも、検査器具を挿入する痛みがきつかった。

ぐったりして帰宅。明日も通院だ。


薬をいくつかもらった。胃薬、消炎剤、抗生物質。

抗生物質が、よくみるとアレルギー持ちの私には飲めない系統のものだった。

初診時に問診表にしっかり書いたはずなのに。

うっかり飲んでいたら大変なことになっていた。

気づいたのが夜だったから、翌日の通院時に言っておかなくては。


よけいに薬代がかかるのなら、それはちょっと一言いわせていただかないと。



自分の身は自分で守らなければ。

通院 三日目

今回は基礎体温表のチェックと、先日採血した結果の報告。

黄体ホルモンが正常値の下限だそうだ。

低すぎると着床に問題がでたりするらしい。

体温表で次の来院日を決めて、また採血をした。


何の検査のための採血か聞くのを忘れてしまった……



それにしても、少し遅い時間にクリニックに入ると、かなり待たされる。

数人の女性と待合室で待ちながら、こんなにいるのかと安心したり切なくなったり。

自分だけではないけれど、おのおのが抱く悩みは、その人だけのものなのだ。

無題

深夜に腹痛で目が覚めた。

生理。

職場にて、「kyaraさんは子供がいないから、有給もあまるよね。私は子供がいるからほとんどないわ」と冗談交じりに言われた。

なんの他意もないのだろう。事実そのままだ。

彼女は私がクリニックに通い始めたことも、子供のいない苦しみを抱いていることも知らない。

それほど親しくもないし、親しくしたいとも思わない人だからだ。

だから、彼女を責めるつもりもない。



ああ、一人で傷ついて、一人で泣く、こんな自分が嫌いだ。

無題

胸が張って痛い。

……やっぱりね。

いてえ

採血。黄体ホルモンの検査だそうだ。

結果は次回診察の時に。

看護婦さんが少し下手で痛かった……

五日間注射している人がいたけれど、私がそうなったら、両腕が内出血で中毒患者みたいになりそうだ。